オカルト妹さま、すばらしいですね!
虫にもオバチャンにも負けず! オカルト妹さまのなんというか、根性(?)すみません、適切な表現が見つからず、この性根が座ったアコーディオンに対する姿勢、さすが、橋の上の兄上の直伝、とお見受けしました。
ただし、おばちゃんを名乗るのは、まだまだ早いようですよ。この美しいお写真、魅力的な表情、それに見合わぬデッカイ、しかし美しいアコーディオン。
私くらいの厚かましさが出てきてから、おばちゃんを名乗ってくださいね。
このスレッドだけでなく、音楽の教室や、お気に入りYOU TUBEのスレッドを含め、ここ最近の、一連の教祖様、そして皆様の投稿、そても示唆に富み、深みがあると思います。
路上で一日、強烈な日差しにあぶられながら、笑顔で「音楽」という幸せを届ける。そのニコニコ笑顔の裏に、どれだけの苦しみと努力が積み重ねられているのかは計り知れませんが、それを一切感じさせず、道行く人に「音楽の喜び」を与え続ける生き方。
う~~ん、なんだか、感動してしまう。そして、それに触発されて、日本中、あちらでも、こちらでも、アイドルへの公園デビュー相次ぐ、の報が続々と…。
ここに書く内容なのか、よくわかりませんが、先日、小さなデイサービスさんを訪問しました。施設のお便りに載せられていた、利用者さんの若かりし日の、アコーディオンを弾いていらっしゃるセピア色の写真がご縁でした。
5月4日でしたので、民家を改造した施設のお庭には、新緑に映える鯉のぼりが踊っていました。
まずは季節のお話から、「明日は何の日でしょう?」となって、「屋根より高い…」と「いらかの波と…」そいでもって「背くらべ」
この曲は「一はやっぱり富士の山」で終わりますので、今度は「富士山」
今回は、さっと見回したところ10数名の利用者さん、車いすの方はいませんが、表情のある方、ない方、落ち着きなく支えられてる方、いらっしゃいます。おそらく身体はお元気な認知症の方が多いとお見受けしました。なので、とっつきやすく、童謡あたりから始めてみました。
乗ってきたところで、春の歌やそのほか、さまざま、「青葉しげれる」もあれば「芭蕉風」「湯島の白梅」「男の純情」もあり。もちろん定番の「青い山脈」や「旅の夜風」の二つはスルスルと歌詞が出てくる方、多いです。これは大盛り上がりです。
落ち着きなく支えられていたHさんとおっしゃる女性が、アコーディオンを弾き始めた途端、後ろのほうの椅子にチョコンと座って、じっと動かず、やがて、次々に歌に合わせて、口が動くようになりました。旅の夜風は、しっかり最後まで。隣についていた看護師さんが涙ぐんでおられます。「Hさん、すごい! こんなに…」って。
ちょっとしたストレッチや、私のお笑いしゃべくりもふくめながら、あっという間に40分、「おつかれでしょう」といったん「ふるさと」で終了。
くだんの元音楽教師Mさんのそばにいってアコーディオンをかかえたまま、Mさんの椅子のそばの床に座り込んでおしゃべり。Mさんは「次、何歌う?」とまだ歌い足りないご様子。デイの歌集をしきりにめくっておられます。
「椰子の実」と「荒城の月」を一緒にうたいました。Hさんも椅子をすぐそばにもってこられ、またもチョコンと。
このときは、アコーディオンは皆さんの目線よりずっと下、Hさんの目線に合わせた位置で、ぐっと音量を抑えて、お二人の声に寄り添うように、弾いてみました。
隣席のおじいちゃまも涙ウルウル、介護職の皆さんも「なだぐるぐる~(沖縄方言でうるうるすることです)」
実は、これには、参考にしたお手本がありまして、それが、川井様ご紹介のこちら
後半にかわいらしいお子チャマたちが出てきて、そのとき、橋の上の教祖様の演奏は、ぐっと身をかがめて…。
http://https://www.youtube.com/watch?v=snqeo4SxySY