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  • 蛇腹のストレッチ

  • 投稿者:川井 浩
  • 投稿日:2018年 8月21日(火)06時48分11秒
 
アコーディオンの蛇腹のストレッチ、これは結構大事なことなのかもしれないと思います。
実際のところ、私が好きで数台所有しているHohner Lucia IV Pは、古くて、ぼろぼろとでも言いたいぐらい使いこまれた個体のほうが蛇腹が思うように伸びるし、軽く押し弾きできるので、「弾きやすい」し、感情の流れや伝えたい表現を素直に歌ってくれるのに、外観はキレイで、いわゆる製品としての「程度」の良い、いわば新品に近い個体は、思いのほか「弾きにくい」のです。
思いつくところは、蛇腹の柔らかさの「差」です。

アコーディオンは弾き込めば、つまり、永年使用すれば、「音が良くなる」といわれます。 それは一部は、リードが金属疲労を起こして、柔らかくなり、Pianissimoのような微量の風量でも反応するし、Forteのように強い風量でも最大限に振れるようになり音量も大きくでるようになる、という面もあると思いますが、実は、蛇腹の柔軟性の変化がアコーディオンの音の出に大きくかかわっているのではないかという認識を深めています。

だから、毎日、一杯弾いてあげて、蛇腹が(へたれて)柔軟性を高めれば、押し弾きの抵抗も減り、表現力も高まり、音量もアップし、つまり「弾きやすくなる」のだと思われます。

イタリア南部からのアコーディオニストさんが、「蛇腹がまだまだ固いといって、ストレッチをしてくださいました。」とあるので、オルガンサロンさんと背中合わせに立って、高く伸ばした両手をつかんで、背中に背負うことで、腹のストレッチをしてくれたのか、と勝手な想像を抱いてしまいましたが、サウスイタリアンに背筋と腹のストレッチをしてもらってよかったですね。 あ、それは誤解で、蛇腹のストレッチをしていただいてよかったですね。 ストレッチ方法とは、蛇腹を目いっぱい開くまで開いて演奏をするということでしょうか?
たぶんそうなのではないかと思いますが、確かに、アコーディオンの蛇腹を目いっぱい広げるまでして演奏をせずに、せいぜい10-15センチぐらいしか広げずに、小さな音で演奏をしている場合、結構多くありませんか?
屋内では、お隣さんのこともあり、なかなか大きく蛇腹を広げて目いっぱいの音量で演奏することが難しい場合もありますよね。
公園や河原などの屋外で弾くと、音が小さく聴こえるので、また、大きな音もだせるので、目いっぱい新鮮な空気で蛇腹を深呼吸させてあげることが可能です。
そうそう、この蛇腹の深呼吸、これが蛇腹を柔らかく柔軟にするのに有効だと思います。 それも、一度や二度では無く、定期的に、集中的にやって、蛇腹をへたらせることで、弾きやすくなる、ということですね。
別の見方をすれば、蛇腹が固いのは練習が足りない! という面もあるのはないかと思われますので、頑張りましょう。